メールマガジン登録
ご意見・ご感想
c-d.cとは?
メールマガジンmenu
メールマガジンTOP
今月のメールマガジン
全国書店で好評発売中
「お菓子を巡る冒険」
詳細はこちら
参加応募受付中
プロの技術が学べる
11/12「洋菓子講習会」
参加応募受付中
プロに教わる
「基本のお菓子講習会」
新企画
「世界のフェスティバル&スイーツ」
c-d.cショッピング
ドリームズレシピ
カリフォルニア通信
メールマガジン
フルーゼハウン
キッチンスタジオ
料理教室
旬を楽しむレシピ
トップページ
サイトマップ
スプラッシュページ
SSL対応について
今月のメールマガジン
★☆★━━━━━ 2008年3月のクリーミーレポート ━━━━★☆★
--------------------------
生姜スイーツで元気になる!
--------------------------
この冬、生姜入りの食品が話題を集めました。体がぽかぽかと暖まる生姜
の効果を実感した方が多いのでは?
そこで、今月はお菓子のアクセントとして使うと大活躍する名脇役の生姜に
スポットを当ててみました。
●○● 生姜の幅広い効能を知ろう ●○●
日本をはじめ、東南アジアや南米で広く栽培されている生姜は、食卓には
欠かせない食材です。食欲をそそる清涼感のある香り、ぴりっとした辛み、
そしてさまざまな効能を持つことから、薬味としてはもちろん、料理や漬け
物、お菓子としても幅広く利用されています。
生姜の効能をちょっと挙げてみましょう。代表的なのが解熱作用。風邪を
引いたら生姜湯を飲むという古くからの習慣は、この効能が知られてきたか
らなのです。そのほかにも、咳を鎮め、痰を切り、嘔吐を抑える、消化を促
進する、肉を柔らかくするタンパク質分解機能などもあるとか。
殺菌力も見逃せません。生姜の辛味成分である結晶性のジンゲロンは、腸
チフスやコレラ菌などに強い殺菌力を持っていると言われています。生姜が
薬味によく使われるのは、れっきとした理由があるんですね。
飲むだけでなく、お灸に使ったり、湿布に用いたり。世界各地で生姜が幅
広く使われているのは、生姜のたくましい効能効果ゆえ。驚くほどの実力派
です。刺激が強いので摂りすぎは厳禁ですが、スパイスとしてちょっとだけ
効かせるだけで生姜の効能は十分に発揮できます。
●○● 詩人が愛したジンジャーブレッド ●○●
生姜のお菓子と聞いて、多くの方が思い浮かべるのはおそらくジンジャー
ブレッドではないでしょうか。生姜だけでなくシナモンやナツメグなど複数
のスパイスを効かせたジンジャーブレッドは、クリスマスツリーのオーナメ
ントとして利用される人形型のものが有名です。
この「ジンジャーブレッドマン」と呼ばれるクッキーは、16世紀に英国
のヘンリー8世がペスト対策として国民にジンジャーを食べるようにおふれ
を出したことから始まったという説があります。生姜の殺菌力を物語る説で
すね。王様のおふれを機に、あるパン屋さんが男の子を形取り、ジンジャー
入りのクッキーを焼いてからというもの、みるみるうちに英国中に、さらに
はヨーロッパからアメリカにまで伝わったとか。
ジンジャーブレッドの店として、英国一の人気を誇るのが、北イングラン
ドの湖水地方にある小さな街、グラスミアにある「グラスミアジンジャーブ
レッドショップ」(
http://www.grasmeregingerbread.co.uk/japanesepage.htm
)
です。英国を代表する詩人、ウイリアム・ワーズワースが住んでいたコテージ
を受け継いだセイラ・ネルソン夫人が150年前に焼き上げ、評判を呼んだ
ジンジャーブレッドがいまも当時のレシピそのままに作られ続けています。
うれしいことに、このショップではホームページを通して日本からの注文
も可能です。12個入り4箱が送料込みで8000円。ちょっとお高いですが、
世界中から注文が飛び込むセイラ夫人の味、一度は試してみたいものですね。
英国には、このほかにもヨーク地方で作られる、オートミールを用いたジ
ンジャーケーキ「パーキン」をはじめ、スコーンやパウンドケーキにもよく
生姜が利用されています。素朴に見えて実はパワフルで魅力的。
英国のスイーツに、そんな生姜は欠かせないようです。
●○● 生姜スイーツに重宝する一品 ●○●
自分でも生姜をアレンジしたお菓子作りに挑戦したい! そんな方には、
重宝する一品をご紹介しましょう。フランス・プロヴァンス地方のジャムの
店「コンフィチュール・エ・プロヴァンス」(
http://www.cep-shop.co.jp/
)
の隠れた人気アイテム、ジンジャーシロップです。
唐辛子やレモングラスを入れて煮込み、黒胡椒やシナモン、クローブなど
も加えてエキスを抽出したジンジャーシロップは、レギュラータイプのほか、
レモン果汁を加えたレモンジンジャー、イタリアのバルサミコ酢を加えた
バルサミコジンジャー、濃厚なブルーベリー果汁をプラスし、フルーティで
飲みやすいブルーベリージンジャーの4種類が揃って、好みによって使い分
けられやすくなっています。
4倍に割って飲むのが基本的な使い方ですが、それだけでなく、ゼリーに
使ったり、アイスクリームにかけたり、スコーンやパウンドケーキのエッセ
ンスとして使ったりと、応用力は抜群です。いろいろなお菓子、時には料理
にまで使える名アシスタントといえるでしょう。
出来合いのお菓子で、魅力的な一品をお探しの方には、なんといっても
こちらがお勧め。パティシエの世界大会で二度も優勝を果たした実力派パティ
シェ、及川太平さんの店「アン・プチ・パケ」(横浜市青葉区)の「ジャン
ジャンブル」です。
ジャンジャンブルとはフランス語で生姜のこと。生姜風味のクリームと
キャラメル風味のミルクチョコレートクリームの二層が織りなす味は、控え
めではなく、かなり強烈に「生姜」を自己主張しています。スイーツの世界
によくぞここまで生姜の味を生かしたものだと誰もが感心するに違いありま
せん。思いっきりジンジャーの味と香りを堪能したという方には見逃せない
ケーキです。
文責:三田村蕗子
■□■□■□■□ クリ−ミーレポート by nakazawa □■□■□■□■
●バックナンバー
・2008/09号
お米の粉を使ったお菓子
・2008/08号
和洋折衷 夏のスイーツ
・2008/07号
アジアンスイーツ最前線
・2008/06号
可愛いのがステキ!プティケーキを堪能しよう
・2008/05号
衰えないロールケーキ、その魅力を探る
・2008/04号
野菜スイーツ最前線
・2008/03号
生姜スイーツで元気になる!
・2008/02号
お酒とチョコレートのクールな関係
・2008/01号
「冬の風物詩、ゆずを食べよう」
・2007/12号
「東京みやげは何にする?」
・2007/11号
「カラフルなエクレアを食べ尽くそう」
・2007/10号
「キャラメルに夢中!」
・2007/09号
「進化するおやつ菓子」
・2007/08号
「夏にピッタリ 枝豆スイーツ」
・2007/07号
「マンゴーパライダイス」
・2007/06号
「復活!バームクーヘン」
・2007/05号
「季節を彩るお花のお菓子」
・2007/04号
「春の和菓子、うぐいす餅&わらび餅」
・2007/03号
「マシュマロワールド」
・2007/02号
「自分へのごほうびに思い切って高級チョコ&新顔ブランド」
・2007/01号
「変貌する大福」
・2006/12号
「2006年クリスマスケーキ最前線」
・2006/11号
「おいしさを包んだお菓子」
・2006/10号
「人気のフルーツビネガーの世界」
・2006/09号
「ヨーグルトの人気の歴史とバリエーション」
・2006/08号
「夏にぴったり、梅のお菓子の魅力に迫る!」
・2006/07号
「進化するプリン」
・2006/06号
「懐かしのお菓子、ラスクの人気を探る」
・2006/05号
「マンゴースイーツの魅力」
・2006/04号
「イチゴのお菓子、百花繚乱」
・2006/03号
「さくらのお菓子」
・2006/02号
「ユニークチョコいろいろ」
・2006/01号
「老舗和菓子店の逆襲」
・2005/12号
「イギリスのクリスマス風景」
・2005/11号
「ブーランジェリー(ベーカリー)のスイーツ」
・2005/10号
「きなこのケーキ、大活躍」
・2005/09号
「野菜のスイーツ最先端」
・2005/08号
「お菓子と「お酢」の意外な相性」
・2005/07号
「ソフトクリームの成り立ち」
・2005/06号
「コンフィチュールの世界」
・2005/05号
「ベーグルとドーナツの世界に迫る」
・2005/04号
「キャラメルの人気を探る」
・2005/03号
「パイの歴史を探る」
・2005/02号
「世界のチョコレート都市」
・2005/01号
「ドイツ菓子の魅力」
・2004/12号
「地域特産品を使ったお菓子」
・2004/11号
「韓流スイーツを探る!」
・2004/10号
「雑穀のお菓子」
・2004/09号
「タルトの謎」
・2004/08号
「偉人に愛されたお菓子」
・2004/07号
「お菓子とスパイスの密接な関係」
・2004/06号
「お菓子に使うお酒探訪」
・2004/05号
「シュークリームの歴史といま」
・2004/04号
「はちみつを使用したお菓子」
・2004/03号
「異色の材料を使ったお菓子」
・2004/02号
「チーズケーキ、その奥深き世界」
・2004/01号
「和と洋が融合したお菓子」
・2003/12号
「クリスマスの食卓が登場する映画」
・2003/11号
「ホットチョコレートの楽しみ」
・2003/10号
「トルコのお菓子を食べてみよう!」
・2003/09号
「人気急上昇中、マカロンに迫る!」
・2003/08号
「プリンの変遷」
・2003/07号
「夏こそ熱いデザートを食べよう!」
・2003/06号
「豆腐デザートの人気を探る!」
・2003/05号
「初夏のフルーツとお菓子の甘い関係」
・2003/04号
「ケーキの色を考察する」
・2003/03号
「お花見とお菓子」
・2003/02号
「恋愛小説に登場するお菓子」
・2003/01号
「チョコレート大国ベルギーのヒミツ」
・2002/12号
「クリスマスケーキの変遷」
・2002/11号
「映画に見る印象的なお菓子のシーン」
・2002/10号
「黄色いモンブランから茶色のモンブランへ」