メールマガジン登録
ご意見・ご感想
c-d.cとは?
メールマガジンmenu
メールマガジンTOP
今月のメールマガジン
全国書店で好評発売中
「お菓子を巡る冒険」
詳細はこちら
参加応募受付中
プロの技術が学べる
11/12「洋菓子講習会」
参加応募受付中
プロに教わる
「基本のお菓子講習会」
新企画
「世界のフェスティバル&スイーツ」
c-d.cショッピング
ドリームズレシピ
カリフォルニア通信
メールマガジン
フルーゼハウン
キッチンスタジオ
料理教室
旬を楽しむレシピ
トップページ
サイトマップ
スプラッシュページ
SSL対応について
今月のメールマガジン
★☆★━━━━━ 2007年3月のクリーミーレポート ━━━━★☆★
------------------
マシュマロワールド
------------------
バレンタインデーでどなたかにチョコを贈られた方にとって、楽しみなのは
ホワイトデー。3月14日のこの日は、マシュマロデー、キャンディデー、
クッキーデーなどいくつかの名前で呼ばれていますが、今回はマシュマロに
フォーカスして、マシュマロの魅力に迫ってみることにしましょう。
●○● 名前の由来は、のどにやさしい薬用植物 ●○●
ホワイトデーを「マシュマロの日」と命名したのは、福岡の老舗菓子メー
カーの石村萬盛堂(
http://www.ishimura.co.jp/
)です。石村萬盛堂は明治
末期から、卵の黄身だけを使用するお菓子「鶏卵素麺」を製造してきました
が、その製造過程で白身が大量に余ってしまうことから、白身を活用できる
お菓子として、卵白を大量に使うマシュマロ菓子の開発に着手。1963年に
完成したのが、マシュマロの中に黄味餡を詰めたお菓子「鶴乃子」です。
「鶴乃子」は、いまでは石村萬盛堂を代表する菓子に成長しました。
1977年には、石村萬盛堂の三代目社長は「バレンタインデーとは逆に、男性が
女性にお菓子を贈る日があってもいいのではないか」というアイデアのもと、
3月14日を「マシュマロの日」と名付け、マシュマロデーをスタート。
「鶴乃子」で培った技術をベースに、たくさんのマシュマロ菓子をマシュマロ
デーに合わせて投入しました。石村萬盛堂に受け継がれている豊かな発想力が
うかがえるエピソードです。
ところで、このマシュマロという言葉。なんだか変わった名前だと思いま
せんか? いったい何語で、何を意味しているのでしょう。調べてみると、
マシュマロとは、湿地帯(英語=Marsh)に群生するアオイ科の植物(Mallow)
の根から抽出した汁に卵白や砂糖を加えて作られた薬用食品がその成り立ち
でした。Marshに育つMallowを使っているから、Marshmallow。わかってしま
えば、実にシンプルなネーミングですね。
マシュマロが生まれたのは19世紀半ばのフランスです。Mallowには咳を
止め、のどの痛みを和らげる作用があることから、その根は赤ちゃんのおし
ゃぶりとして利用されていたのだとか。もっとも、いまでは本家のフランス
でも、他の国でもこの植物の成分は含まれていません。マシュマロは薬用で
はなく、私たちの愛すべき美味しいお菓子に生まれ変わったのです。
●○● マシュマロとギモーヴはどう違う? ●○●
長い歴史を持つこのお菓子。最近、「ギモーヴ」という名前でケーキ店で
見かけることが増えてきました。ギモーヴとはフランス語で「マシュマロ」
のこと(Guimauve)。でも、通常のマシュマロとは作り方がちょっと異なり
ます。
ギモーヴの場合、普通のマシュマロのように卵白を使わず、ゼラチン、
砂糖、そして果汁のピューレを使用します。形はまん丸ではなく立方体。
食感も、マシュマロのようなしっかりとした歯ごたえではなくて、もちっと
していて、それでいて口の中でとろけるような舌触り。いつものマシュマロに
慣れた味に新鮮な驚きを与えること、確実です。
美味しいギモーヴが手に入る評判のお店を紹介しましょう。一つは、東京
・下高井戸にあるノリエット(
http://www.noliette.jp/
)、もう一店は東
京・本郷のジャンヌトロワ(
http://www.hongo-miharado.co.jp/jeanne2.html
)。
パッションフルーツやフランボワーズを使用したギモーヴは、味もさること
ながら、パステルの色合いが何とも可愛い!
インターネットにも人気の店があります。タルト専門店エスキィス
(
http://www.rakuten.ne.jp/gold/tart/
)のギモーヴです。「赤ちゃんの
ほっぺのよう」と紹介されているギモーヴはネット上で大人気。東京以外の
方にもうれしい通販商品です。
●○● マシュマロを使ってレパートリーを広げよう ●○●
マシュマロに工夫を施したアイデア菓子も続々と登場しています。例えば、
北海道のお菓子メーカー・ロイズ(
http://www.e-royce.com/
)の「マシュマロ
チョコレート ホワイト」は、チョコレートでふわふわのマシュマロを包んだ
真っ白のお菓子。くるみとマシュマロをミルクチョコで包んだ「クルマロ」
とともに、一口かじった後に驚きがあるお菓子。ギフトにも最適です。
自分であれこれアレンジする楽しさがあるのも、マシュマロの魅力の一つ
でしょう。マシュマロは応用範囲が広いのです。
例えば、生クリームとミルク。真っ白なマシュマロを用意し、ミルクと
いっしょに鍋に入れて煮溶かし、冷めたところで、泡立てた生クリームを加
えてみましょう。容器に入れて冷凍庫で冷やせば、美味しいマシュマロアイス
クリームが出来上がります。
鍋に生クリームと刻んだチョコレートを入れ、溶けたらマシュマロにコー
ティングすると、可愛いチョコマシュマロに仕上がります。また、砂糖の代
わりにマシュマロを使い、チーズケーキに使うという方法も。作り方は、
クリームチーズに溶かしたマシュマロを入れてゼラチンで固めるだけ。この
ほか、溶かしたバターにコーンフレークとマシュマロを入れて火にかけ、
バットに注ぎ、冷めたところでナイフでカットし、さくさくのシリアルバー
を作るレシピもおススメです。
もちろん、アメリカ映画でよく見るように、あつあつのココアやホット
チョコレートにマシュマロを浮かべ、溶けたところで飲んでも美味しさは格別。
一手間プラスして、泡立てた生クリームを入れると、お店で飲むような本格的
なドリンクを味わえます。
また、マシュマロはヨーグルトや桃、バナナなどフルーツとの相性もばっちり。
お菓子の材料として見つめ直せば、お菓子作りのレパートリーはぐっと広がることでしょう。
文責:三田村蕗子
■□■□■□■□ クリ−ミーレポート by nakazawa □■□■□■□■
●バックナンバー
・2008/09号
お米の粉を使ったお菓子
・2008/08号
和洋折衷 夏のスイーツ
・2008/07号
アジアンスイーツ最前線
・2008/06号
可愛いのがステキ!プティケーキを堪能しよう
・2008/05号
衰えないロールケーキ、その魅力を探る
・2008/04号
野菜スイーツ最前線
・2008/03号
生姜スイーツで元気になる!
・2008/02号
お酒とチョコレートのクールな関係
・2008/01号
「冬の風物詩、ゆずを食べよう」
・2007/12号
「東京みやげは何にする?」
・2007/11号
「カラフルなエクレアを食べ尽くそう」
・2007/10号
「キャラメルに夢中!」
・2007/09号
「進化するおやつ菓子」
・2007/08号
「夏にピッタリ 枝豆スイーツ」
・2007/07号
「マンゴーパライダイス」
・2007/06号
「復活!バームクーヘン」
・2007/05号
「季節を彩るお花のお菓子」
・2007/04号
「春の和菓子、うぐいす餅&わらび餅」
・2007/03号
「マシュマロワールド」
・2007/02号
「自分へのごほうびに思い切って高級チョコ&新顔ブランド」
・2007/01号
「変貌する大福」
・2006/12号
「2006年クリスマスケーキ最前線」
・2006/11号
「おいしさを包んだお菓子」
・2006/10号
「人気のフルーツビネガーの世界」
・2006/09号
「ヨーグルトの人気の歴史とバリエーション」
・2006/08号
「夏にぴったり、梅のお菓子の魅力に迫る!」
・2006/07号
「進化するプリン」
・2006/06号
「懐かしのお菓子、ラスクの人気を探る」
・2006/05号
「マンゴースイーツの魅力」
・2006/04号
「イチゴのお菓子、百花繚乱」
・2006/03号
「さくらのお菓子」
・2006/02号
「ユニークチョコいろいろ」
・2006/01号
「老舗和菓子店の逆襲」
・2005/12号
「イギリスのクリスマス風景」
・2005/11号
「ブーランジェリー(ベーカリー)のスイーツ」
・2005/10号
「きなこのケーキ、大活躍」
・2005/09号
「野菜のスイーツ最先端」
・2005/08号
「お菓子と「お酢」の意外な相性」
・2005/07号
「ソフトクリームの成り立ち」
・2005/06号
「コンフィチュールの世界」
・2005/05号
「ベーグルとドーナツの世界に迫る」
・2005/04号
「キャラメルの人気を探る」
・2005/03号
「パイの歴史を探る」
・2005/02号
「世界のチョコレート都市」
・2005/01号
「ドイツ菓子の魅力」
・2004/12号
「地域特産品を使ったお菓子」
・2004/11号
「韓流スイーツを探る!」
・2004/10号
「雑穀のお菓子」
・2004/09号
「タルトの謎」
・2004/08号
「偉人に愛されたお菓子」
・2004/07号
「お菓子とスパイスの密接な関係」
・2004/06号
「お菓子に使うお酒探訪」
・2004/05号
「シュークリームの歴史といま」
・2004/04号
「はちみつを使用したお菓子」
・2004/03号
「異色の材料を使ったお菓子」
・2004/02号
「チーズケーキ、その奥深き世界」
・2004/01号
「和と洋が融合したお菓子」
・2003/12号
「クリスマスの食卓が登場する映画」
・2003/11号
「ホットチョコレートの楽しみ」
・2003/10号
「トルコのお菓子を食べてみよう!」
・2003/09号
「人気急上昇中、マカロンに迫る!」
・2003/08号
「プリンの変遷」
・2003/07号
「夏こそ熱いデザートを食べよう!」
・2003/06号
「豆腐デザートの人気を探る!」
・2003/05号
「初夏のフルーツとお菓子の甘い関係」
・2003/04号
「ケーキの色を考察する」
・2003/03号
「お花見とお菓子」
・2003/02号
「恋愛小説に登場するお菓子」
・2003/01号
「チョコレート大国ベルギーのヒミツ」
・2002/12号
「クリスマスケーキの変遷」
・2002/11号
「映画に見る印象的なお菓子のシーン」
・2002/10号
「黄色いモンブランから茶色のモンブランへ」