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★☆★━━━━━ 2006年6月のクリーミーレポート ━━━━★☆★
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懐かしのお菓子、ラスクの人気を探る
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さくさく軽い口当たりで何枚でも食べられそうーー。ラスクは、素朴で
優しい味が人気のお菓子です。3,4年ほど前から専門店もできて、町は
ちょっとしたラスクブーム。今回はそんなラスクの世界に迫ります。
●○● ラスクブームを作った!? 山形のシベール ●○●
ラスクブームを作り上げた会社はいくつかありますが、中でも大きな役割を
果たしたのが、山形のお菓子メーカー、シベール(
http://www.cybele.co.jp/
)。
パイオニア的存在です。
1977年に開業したシベールは1994年にラスクのネット販売を開始。現在は
ほかのお菓子も販売していますが、当時はラスク以外は何も扱わない、
文字通りラスクオンリーのネットショップとしてスタートしました。
ラスクとは、フランスパンをスライスしてぱりぱりに焼き上げたお菓子。
シベールでも売れ残ったフランスパンをラスクに加工していましたが、
これが人気を呼び、口コミでお客さんが増え、品切れが続出。いつか
「幻のラスク」とまで称されるようになりました。そこで、全国のお客さんが
購入できるようにとネットショップをオープンしたといいます。
ラスクの研究開発にも力を入れ、フランスパンの品質を高めながら発酵
時間を短縮。焼き上がったフランスパンを冷却して、美味しさのピークで
パンをスライスしていきました。こうして、元々人気があったシベールの
ラスクの評判がさらに上がり、人気は全国区になったのです。
種類は、プレーン、オニオン、ガーリック、のり塩、ごま風味の5つ。
季節限定のアイテムもあり、いまはブルーベリーがラインナップに加わっています。
おやつとしてはもちろん、朝食用としても大活躍するシベールのラスク。
やみつきになったファンを今日もたくさん生み出しています。
●○● ラスク専門店、東京ラスク専門店登場 ●○●
東京ラスク専門店(
http://www.tokyorusk.co.jp/
)もラスクブームの
一翼を担っています。運営するグランバーは、元々はケーキや焼菓子、
チョコを製造し全国に卸していた洋菓子メーカーですが、2002年に
ラスク専門店を東京・赤坂に開きました。
ここの一番人気の商品は、バターに砂糖をまぶしたもっともシンプルな
シュガー。食べるとバターのなんともいわれぬ香りが感じられますが、
それはバターの香りがストレートに伝わるように、 風味豊かなラスク専用の
バターの上澄みのみを使用しているため。
シュガーのほかは、ガーリック、黒ごま、チーズ。赤坂の本店以外に、
東京・本郷や千葉県では松戸に店を構えています。踊るようなロゴやパッケージも
可愛らしい東京ラスク専門店。贈り物にもぴったりでしょう。
●○● 餡をつけて食べるラスク!? ●○●
ラスク人気をある意味、決定的にしたのは、カリスマ的人気を誇る
パティシェ、辻口博啓さんが開いたラスクのお店、和楽紅屋
(
http://www.waraku-beniya.jp/
)かもしれません。
あの辻口さんがラスクを?という多くのファンの期待を裏切ることなく、
登場したラインナップは実に魅力的、かつ、これまでのラスクの常識を破る
ものでした。味噌、煎茶、醤油、ごま、あおさ黒胡椒、ゆず、きなこ、黒糖
などなど、店名通り、「和」の素材の持ち味を生かしたラインナップだったのです。
面白いのは、ラスクに専用のつぶ餡をつけて食べるようになっていること。
北海道産の小豆と珠洲の塩を使って、手作業で炊き上げたつぶ餡は、それだけ
食べても美味しいものですが、ラスクにトッピングして食べると、新しい味が
口の中で広がります。ラスク以外にも、もなかやおこげ、餡や柚のジャムも
揃っているので、どれを選ぶか目移りしそう。
●○● ベーグルもメロンパンもラスクになる! ●○●
最後に、変わり種のラスクを紹介しましょう。パンをスライスして作る
のがラスクならば、何もフランスパンである必要はないーー、とばかりに、
いろいろなパンがいまラスクに変身しています。
びっくりしたのが、ベーグルラスク専門店LauLea
(
http://www.laulea-bagelrusk.com/
)。真ん中に穴が空いているベーグルを
使っているため、当然のごとく、出来上がったラスクも穴が空いていて、
その形はなんともキュート。味は、プレーンのほか、黒ごま、白ごま、
シナモン、メイプル、ココナツなど全11種類。ベーグルのもっちりと
した味わいを生かしたユニークなラスクです。
これだけで驚いてはまだ早い。ほかほか焼きたてメロンパンの移動販売で
人気のハッピーハッピー(
http://www.happy-happy.jp/onlineshop/
)が、
メロンパンラスクの発売を始めました。メロンパンを焼いた後、それを
スライスしてさらに30分じっくり焼き上げたというメロンパンラスクは、
食べるとまさにメロンパン。でも食感はラスクという不思議なコンビネーション
なのです。メロンパン好きにはたまらないことでしょう。ハッピーハッピーで
扱っているシナモン味やココア味のメロンパンもラスクに加工されているので、
メロンパンファンにはたまりませんね。
ベーグルやメロンパンにとどまることなく、これからもどんどん新しい
ラスクが期待できそう。ラスクはまだまだ進化の途中のようです。
文責:三田村蕗子
■□■□■□■□ クリ−ミーレポート by nakazawa □■□■□■□■
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