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★☆★━━━━━ 2005年2月のクリーミーレポート ━━━━★☆★

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世界のチョコレート都市
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 今年もバレンタインの季節がやってきました。義理チョコ、本命チョコの
ほかに、最近では、自分に贈る「マイチョコ」が流行りなのだとか。
 目的は何にせよ、チョコの種類やお店に関していえば、東京は本当に選択肢
の多い都市です。が、世界を見渡せば、東京にひけをとらない「チョコレー
ト都市」がたくさん。そこで、今月は4つの都市をクローズアップしてみま
した。チョコ選びのご参考までにご覧ください。

●○● 大人の味、パリのフォンダン・ショコラ ●○●

 日本人もずいぶんとチョコレート好きになってきましたが、チョコに傾ける
情熱の度合いが高い都市といえば、パリ。パリっ子はみんなチョコレートが
大好き。街を歩けば、老いも若きも美味しそうにチョコレートを気軽につま
む光景に出くわします。
 彼ら彼女たちが目がないのは、チョコレートばかりではありません。チョコ
レート菓子についても高いこだわり、敏感な舌を持っています。
 そんなパリっ子に愛されているのがフォンダン・ショコラ。ブラックチョコ
レートと無塩バター、卵、グラニュー糖、薄力粉で出来たコクのある味、
ビターな風味は、まさに大人の味。成熟したパリのチョコレート文化を感じ
させるケーキです。
 食べる前には、電子レンジやオーブンで軽く温めると、中からトロトロの
濃厚なチョコレート・ソースが…。この味に魅せられるとやみつきになる、
という人も少なくありません。日本でもフォンダン・ショコラの人気は高ま
っていて、清川屋(http://www.rakuten.co.jp/sakuranbo/)がネット販売
している「ミ・キュイ」は、発売と同時に完売となる超人気アイテム。フォ
ンダン・ショコラはまさしくチョコレート界の成長株です。


●○● 由緒正しいウイーンのザッハトルテ ●○●

 チョコレートケーキとくれば、忘れてはならないのがザッハトルテ。そう、
ウイーンを代表するケーキです。ウイーンもパリ同様、チョコレートがしっ
かりと生活の中に根付いていて、チョコレート選びにはまったく不自由しません。
 でも、代表するチョコレート関連商品を挙げるとすれば、やはりザッハト
ルテにとどめをさすのではないでしょうか。
 ザッハトルテの由来にはエピソードが満載。前回のメルマガでお伝えした
ように諸説ありますが、18世紀の前半にオーストリアの宰相メッテルニヒに
仕えていた菓子職人のフランツ・ザッハが考案したことは間違いありません。
ザッハが後に開いたホテルザッハの専売特許だったはずのレシピが、チョコ
レート専門店のデメルにも流れて、2つの店は裁判を起こしましたが、結局、
どちらも王室御用達菓子司として認められて現在に至ります。 2つのケーキ
にはともにハプスブルグ家の紋章が入っていますが、この紋章を丸いチョコ
レートメダルにして、ケーキの上にのせているのがホテルザッハ、三角形な
のがデメル。
 由緒正しい歴史を持つザッハトルテを贈れば、バレンタインデーは実り多い
ものになりそうな…そんな予感がしませんか。


●○● ブリュッセルではチョコ=プラリネ ●○●

 最近、日本にはベルギーからたくさんのチョコレートブランドが進出して
います。ゴディバ(http://www.godiva.co.jp/welcome.php)はもちろん、
ノイハウス(http://www.neuhaus.co.jp/)、
レオニダス(http://www.e-leonidas.jp/)、
ヴィタメール(http://www.wittamer.jp/)、
ピエール・マルコリーニ(http://www.pierremarcolini.jp/TOPFrameset.htm)、
ドゥバイヨル(http://www.kataoka.com/products/other/debailleul/)…。
 これらのブランドが本拠地を置くのが、ベルギーの首都・ブリュッセルです。
なんと素晴らしい環境なのでしょう!
 ところで、ベルギーではチョコレートといえば、プラリネのこと。プラリ
ネが圧倒的な人気を誇っています。このプラリネの名前は、17世紀にフラ
ンスでプララン公に仕えていた職人が作ったことに由来すると言われていま
すが、現在のような、シェル型の中にヘーゼルナッツやアーモンド主体のペ
ーストを詰めたチョコに仕立てたのは、ノイハウスの三代目に当たるジャン
・ノイハウスだとか。彼が1912年に世界で初めてプラリネを生み出し、それ
がブリュッセルからベルギー全土へと、さらにはヨーロッパから世界中に伝
わって、多くの人を魅了していったのです。
 伝統に支えられたプラリネ。さて、あなたならどのブランドを選びますか?


●○● チョコ菓子の発展に貢献した北海道のパイオニア精神 ●○●

 パリ、ウイーン、ブリュッセルと続いたところが、ちょっと日本にも目を
向けてみましょう。東京のみならず、横浜にも、神戸にも、たくさんの魅力
的なチョコレートショップがありますが、私が注目したいのは北海道。都市
ではありませんが、北海道エリアには、人気のあるチョコレートブランドが
多いと思いませんか。

 例えば、ホワイトチョコやストロベリーチョコでおなじみの帯広の六花亭
http://www.rokkatei.co.jp/)。北海道土産の定番「白い恋人」の札幌の
石屋製菓(http://www.shiroikoibito.ishiya.co.jp/)。生チョコで一斉を
風靡した札幌のロイズコンフェクト(http://www.e-royce.com/index.jsp)。
どこも、チョコレートの魅力をふんだんに味わえる個性派のお菓子を揃えて
います。
 なぜ、こんなにも北海道は粒揃いなのでしょう。一つには、酪農王国でチ
ョコレート作りには必須の上質なミルクのほか、バターなどが手に入りやす
いこと。それから、開拓者精神にあふれていて、新しい味を意欲的に作り出
す職人さんたちが多いせいだとも言われています。物理的にも精神的にも恵
まれた環境の中で、美味しいお菓子を作ろうと、菓子職人たちがチョコレー
トの可能性に注目して、チョコレート菓子の世界を広げたようです。北海道
エリアがチョコレート菓子大国なのは、パイオニアスピリッツのたまものな
んですね。
 ちなみに、ホワイトチョコはどうして白いのか、ご存じでしょうか。別に
ミルクを大量に使っているからではなく、チョコレートの主原料の一つ、カ
カオマスをまったく使っていないから。苦みのもとであるカカオマスが入っ
てないから、色が白くてミルクの味が生きているというわけです。
 北海道発のホワイトチョコやホワイトチョコを使ったお菓子を「自分への
ご褒美」として贈れば、パイオニアスピリッツが満ちて、元気になる。そん
な気がします。
文責:三田村蕗子

■□■□■□■□ クリ−ミーレポート by nakazawa □■□■□■□■

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