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★☆★━━━━━ 2004年4月のクリーミーレポート ━━━━★☆★

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はちみつを使用したお菓子
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 長い歴史を持ち、保存状態さえよければ腐敗することのない驚異の天然
食品、はちみつ。最近、このはちみつが脚光をあびています。何十種類もの
はちみつを取りそろえた専門店が台頭し、はちみつを使ったお菓子の種類も
以前とは比べものにならないほど増えてきました。
 今回は、はちみつの風味を満喫できるお菓子の世界を探ってみました。


●○● 毎月変わるはちみつプリン! ●○●

 まず、冒頭でちょっと触れたはちみつ専門店をご紹介しましょう。その名
は、ラベイユ(http://www.labeille.jp/)。フランス、スペイン、ニュー
ジーランドなどの産地のはちみつ約60種類を揃えている専門店です。
 試してみたいはちみつをすべて試食できて、販売は量り売り。色もそれぞ
れなら、風味もすべて違う。はちみつの奥深さを体験するには最適のお店です。
こうしたお店の出現で、はちみつの実力が再認識されたからでしょうか。
お菓子の世界にも、従来とは異なるタイプのはちみつを使用したアイテムが
出現しています。

 その一つが、シェ・シーマ(http://www.chezcima.co.jp/)の「花のはち
みつプリン」。ひまわり、菩提樹、栗など、毎月違った花のはちみつを使っ
たプリンです。
 ちなみに、4月はフランス産の桜の花のはちみつを使っています。食べる
と本当にはちみつの風味がたっぷり。濃厚なはちみつの味を堪能できるちょ
っと不思議なプリンです。
 私は、4月のプリンしか食べていませんが、5月(リンゴの花)、6月(
ラベンダー)と違った種類のはちみつプリンを食べ比べてみるのも楽しそう。
 値段は1個300円。はちみつ好きにも、プリン好きにも楽しくうれしい一
品です。


●○● はちみつを後から注入したプチケーキ ●○●

 はちみつを使ったケーキというと、生地の中にはちみつを練り込んで作る
のが一般的。
 しかし、こうした常識におさまらないユニークなケーキもあります。それ
が、シーキューブ(http://www.ccc-c3.jp/)のミエーレ。六角形の可愛ら
しい形を除けば、一見、いわゆるよくあるプチケーキなのですが、食べてみ
るとびっくりするはず。
 中にハチミツがじわっーとしみこんでいるのです。そもそも、ミエーレと
はイタリア語ではちみつのこと。その由来を実感させる仕上がりです。

 お店の方に聞くと、このハチミツは生地を焼き上げた後に、六甲山で採れ
たハチミツを外から注入しているのだとか。生地に入れた焼き上げただけの
ケーキとは違う、はちみつのしっとり感、ジューシー感には、こうした
「ひと手間」が隠されているのです。

 ミエーレの味は、プレーンとキャラメル、紅茶味の3種類で、値段は6袋
(1袋に2個入り)で750円。おやつがわりに、小腹が空いた時などにぴっ
たりなプチケーキです。


●○● プロヴァンスの名物、ヌガー ●○●

 海外のはちみつ菓子に目を向けてみましょう。
 プロヴァンスを始め、はちみつの大産地をたくさん抱える南フランスは、
はちみつの味と香りを生かしたお菓子の宝庫。ケーキ以外にもたくさんのは
ちみつ菓子がありますが、日本人にはあまりなじみがないヌガー(やわらか
い形状の飴の一種)もその一つです。
 砂糖とはちみつ、水飴、泡立てた卵白などを混ぜ合わせて煮つめ、ナッツ
類を加えて固めたヌガーは、プロヴァンスの名物菓子の代表格。ヌガーとい
う言葉から連想される「べたべたと甘くて、たくさんは食べられない」とい
う先入観を裏切り、いくらでも入りそうな、そんな味です。
 ヌガーの作り方は、ナッツ以外の材料を鍋に入れて、へらで混ぜながら飴
状になるまで煮詰めて固めるだけですから、比較的簡単。はちみつ風味を満
喫できるヌガーを自宅で楽しむのも一興です。
 フランスには、はちみつの甘さたっぷりのキャンディーもあります。花び
らの形をかたどったフィナベルのはちみつ入りキャンディーがそう。フィナ
ベルは、フランス最大のハチミツメーカーで、このキャンディーにはブルゴ
ーニュ産のハチミツが使用されています。
 この商品は、日本でも百貨店や輸入食品店でよく見かけるようになりまし
た。ただし、日本人にはちょっと甘いかも? 甘党を自認する方、大のはち
みつ好きならたまらない味かもしれません。
 ところで、はちみつは砂糖よりも果糖の割合が高いので、砂糖よりも甘味
が強いということをご存じですか。つまり、砂糖よりも少ない割合で甘いケ
ーキが作れるわけですが、しっかりと膨らませるには、ちょっとしたコツが
いるようです。
 というのは、ただ単に生地に蜂蜜を入れると、蜂蜜の酵素が小麦粉を糖に
分解してしまい、ふくらみをもたらす「空気の穴」をつぶしてしまうから。

 ではどうすれば、ふんわりとしたはちみつケーキが作れるのでしょう。

 答えは簡単。はちみつを水と混ぜてから生地に入れれば、空気の穴をつぶ
す元である酵素を消滅させることができるのです。ただ、それだけではふん
わりとしたふくらみは難しいので、砂糖とはちみつを甘味として組み合わせ
ればOK。はちみつをうまく使えば、砂糖を減らしたケーキが作れるという
わけです。

 はちみつ菓子を食べるのもよし、作るのもよし。あなたなりのはちみつ菓
子の楽しみ方を見つけてみてください。

シーキューブの「ミエーレ」。写真はプレーンとキャラメルの2種。
六甲山のはちみつを生地を焼き上げた後に注入しているので、しっとりジューシーなはちみつの風味を満喫できます。
6袋(1袋に2個入り)750円。
文責:三田村蕗子

■□■□■□■□ クリ−ミーレポート by nakazawa □■□■□■□■

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