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cream-dreams.com_クリーミーマガジン_2003/10号
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トルコのお菓子を食べてみよう!
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今年は「日本におけるトルコ年」ということをご存じですか。もはやその
年の終盤戦に近づいてはいますが、トルコ展やトルコ物産展など、トルコに
関する様々なイベントが開催されてきました
(
http://www.turkey2003.jp/index.html
)。
そんなことは知らなかった!という人も、既にイベントに足を運んだとい
う人も、残りの期間、トルコのお菓子にトライしてみませんか。
今回は、寒くなるこれからの季節にぴったりのトルコのお菓子を紹介します。
●○● 甘いお米のお菓子!? シュトラッチ ●○●
昨年のワールドカップでのトルコチームの健闘で、トルコが身近になった、
トルコがなんとなく気になっている、という人は増えたのではないでしょうか。
美味しい料理の宝庫・トルコには、お菓子にもスグレモノがたくさんあり
ます。実際にトルコを訪れるとよくわかることですが、とにかくお菓子のお
店が多い! そして男性も女性も、老いも若きも実に楽しそうに甘いお菓子
を食べています。
さて、数あるトルコのお菓子の中で、もっとも簡単に作れて親しみやすい
と私が思うのはシュトラッチ。お米をミルクで煮てとろみをつけたデザート
です。
甘いお米?と聞くと何となく違和感がありますが、食べてみるとすんなり
口に馴染みます。おはぎ好きな日本人ならきっとおいしくいただけるはず。
作り方は簡単です。お米に熱湯を入れて1時間ほど寝かした後、コーンス
ターチと上新粉、ミルク、砂糖を入れて弱火で煮込みます。とろみがついた
ら粗熱を取って冷蔵庫で冷やす、あるいはオーブンで焼き上げます。最後に
シナモンをふって出来上がり。冷たくしても、温かくしてもおいしいトルコ
のお菓子です。
●○● 柚餅子(ゆべし)に似ているお菓子もある ●○●
お土産に最適なトルコ菓子とされるのがロクムです(画像参照)。
Turkish Delight = トルコの喜びという別名を持つほどポピュラーなお菓子
で、これ、日本のあるお菓子によく似ています。
それは何かといえば、柚餅子(ゆべし)や求肥(ぎゅうひ)なんですね。
コーンスターチと砂糖を煮詰めて作ってあるので、もちもちとした独特の食
感が特徴です。ロクムには、ピスタチオナッツやドライフルーツなどを中に
入れたものもあり、バリエーションは豊富。トルコでいろいろな種類を食べ
てみましたが、一番気に入ったのはピスタチオ入りでした。グミのような
ういろうのような、何とも表現しがたいロクムを食べていると、アジアの西
と東で同じ様な食感の菓子が存在している興味深い事実に思いが及びます。
ロクム以上にトルコを代表する菓子と言われているのは、バクラヴァです。
トルコ暮らしの経験を持ち、トルコ人と結婚した漫画家の高橋由佳里さんが
トルコ暮らしについて書いたエッセイマンガ「トルコで私も考えた」(集英
社発行)では、バクラヴァはこう評されていました。
「究極のトルコ菓子 バクラヴァ 『ナッツ入りパイが甘ーいみつでベト
ベトにぬれているお菓子』と思ってもらえればよろしい」
このマンガを読んだ後、実際にバクラヴァを食べると、この表現が的確で
あることがわかります。それほど甘いのです。これをぺろりと完食できる方
は血中トルコ人濃度が非常に高いと言えるかも知れません。
ちなみにバクラヴァは、ユフカという独特のパイ生地にくるみとアーモン
ドプードル(アーモンドの粉末)を入れて焼き上げて作ります。トルコのお菓
子作りに慣れた漫画家の高橋さんにとっても「バクラヴァは上級編のお菓子」
だとか。
もちろん、トルコ料理店に行けば、ほとんどのお店でメニューとしてバク
ラヴァは用意されています。私のお勧めトルコ料理店は以下の通り。
・スターケバブハウス(東京・赤坂)(
http://www.kebab.co.jp/
)
・ボスポラスハサン(東京・新宿)
(
http://b_hasan.at.infoseek.co.jp/index.html
)
ちなみに、ロクムやバクラヴァは以下のサイトで購入することもできます。
・バハール屋(h
ttp://baharu.com/
)
・バーチャルイスタンブール
(
http://www.gossi.co.jp/v_istanbul/index.html
)
●○● 伸びるアイスクリーム、ドンドルマの秘密 ●○●
伸びるアイスクリーム、ドンドルマもトルコならではのデザートです。
ロッテや雪印乳業がドンドルマ風の伸びるアイスクリームを発売していた
ので、体験済みという方も多いと思いますが、このドンドルマは、本当に良
く伸びる。練れば練るほど、どんどん伸びていきます。
伸びる秘密は、サーレップという植物の球根を粉にした原料にあります。
トルコの世界遺産の村「サフランブル」の山岳地帯に自生する植物を使うこ
とで、あのもちもちとした食感と「伸びる」という現象が可能になるのだそ
うです。
ところで、このサーレップは冬場には飲み物に変身します。ミルクや砂糖
と混ぜた温かい飲み物として屋台などで売られて、これはなんと日本の葛湯
(くずゆ)にそっくりの味。ここでも日本とトルコのデザートの共通点を痛感
しました。
トルコでは夏はドンドルマ、冬はドリンクとしてサーレップを活用している
というわけです。
ドンドルマ風ではなく、サーレップを使った本物のドンドルマを体験する
には、トルコ料理店に出かけるのが一番ですが、なかなかチャンスがないと
いう方は、通信販売をしている店を見つけたので利用されてはどうでしょう
か。
東京・港区にあるトルコ料理店ゲリックです
(
http://members.aol.com/icecreamdondurma/index.html
)。
クール冷凍便での発送可能とのこと。
日本におけるトルコ年もあと残すところ3カ月のみ。ヨーロッパとアジア
のちょうど中間に位置するエキゾチックな国・トルコのお菓子の魅力を、こ
の機会にぜひ堪能してみてください。
トルコの代表的な菓子の一つ、ロクム。
ゆべしのようなぎゅうひのようなもちもちとした食感が特徴。
ロクムをクローズアップしてみました。
これはピスタチオが中に入ったタイプ。かなり甘いけどクセになる味かも!?
文責:三田村蕗子
■□■□■□■□ クリ−ミーレポート by nakazawa □■□■□■□■
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