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毎回、カリフォルニアを中心にアメリカの生活の中で見つけた耳より情報をお届けします。レストランやフードに関する生活情報はもちろん、オシャレなグッズやトレンド情報も満載です。
<プロフィール>
84年にアメリカに単身渡米。カリフォルニア州立大学ノースリッジ校芸術学部を卒業。その後、マルチメディアの会社でグラフィックデザイナー/アートディレクターとして勤務。現在はアメリカでデザイナーとして活躍中。
※
趣きのある家でくつろぎの一時
オレンジ群にある古い邸宅を改造して1972年に作られたこのレストランはオーナーシェフのマイケル・フィリップ氏とその奥方でホステスのデブラさんが経営しているフレンチレストランです。このレストランが有名なのは料理もさながらそのおもてなし方法にあります。まず、メニューは全てコースの上ウオークインを取らない完全予約制で全テーブル同時に始まります。シャンペンのテイスティングがあるというのにそそられて私も予約を入れて行ってきました。
※
人との出会いもコースの一品
ディナーの始まる時間までバーで飲めるという話だったので30分程早くレストランに行き、かつてのベッドルームを改造したと思われるバーで食前酒を一杯いただきました。部屋の中にはこのレストランの歴史的な写真や賞状の数々が飾られています。ソファーやその他の家具なども家庭で使われる様なものなので誰かの家に招かれた様なリラックスした気持ちになれました。連れと飲んでいると次々と今日のお客様がやってきてそれぞれ会話を楽しんでいました。そうこうするうちに食事のはじまる時間になり、ギャルソンが地下のワイン蔵に案内してくれます。
ここには個人オーナーのレストランには珍しく1000本以上のシャンペンやワインが貯蔵してある地下蔵があり、各ワイン専門雑誌などからも一目おかれています。地下に行くとテーブルにはいろいろなオードブルが用意されていてハウスシャンペンが振る舞われました。立食スタイルのこれがファーストコースのアミューズ。いろいろな古いワインを自由に手にとったりしながらオードブルを楽しむのはとても楽しい体験でした。オードブルもチーズ、レバームース、生ハムのピザ、アーティチョークのディップ、フレンチサンドイッチ、サーモンパイなどなどバラエティーにとんだものでどれもとても美味しかったです。オードブルを頂きながらワイン蔵を歩いてまわり食事と一緒に飲みたいワインを指定するのですが、私はコースに合わせたワインが少しづつ出てくるワインペアリングを頼みました。
ワインの指定が終わったら席の方にもどりコースがでてくるのを待ちます。テーブルセッティングにはバラの花びらがちりばめられていたりでとてもロマンチック。素敵な演出でした。アピタイザーが2品でた後、オーナーシェフのマイケルさんが挨拶に出て来て休憩が入り、キッチンを見たい人に店内のツアーをしてくれました。もちろん私も見にいきました。普通の家を改造して作ったキッチンなので狭いのと使い勝手が今ひとつ悪そうではありましたがそこで作りだされる料理は一流でした。
オーナーのマイケルさんとも話す機会がありとても楽しいひとときを過ごす事が出来ました。このホスピタリティー溢れるレストランだからこそ長年このスタイルを貫いていけるのだと思いました。
THE HOBBIT
↑こじんまりしたバーですが、出された
カクテルはとても美味しかった
↑オーナーシェフのマイケルさん、お客様とおしゃべり
↑地下のワインセラーでオードブルと
おしゃべりを楽しむ
↑キッチンツアー
1.
スキャロップのソテーに粒パスタ添え
2.
鯛のソテー
3.
とても柔らかい独特の技法で調理されたビーフ
4.
ダックは赤ワインとペアリングでとても美味しかった
5.
チョコレートフォンダント
ワンポイント英会話
『どうぞ話してください』
直訳すると「全身耳になってます。」で真剣に相手の話を聞く体制だと言う事を表しています。何か相談したいことがある人、または何か必至に訴えたがっている人に対して自分は全神経を集中させてあなたの話を聞きますよといったニュアンスがある言い回しです。
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