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ギリシャ・アテネの伝説のマラソン“スパルタスロン”とパイ生地、パータフィロにさまざまなナッツを乗せたスイーツ、バクラヴァコラム

ギリシャ・アテネの伝説のマラソン“スパルタスロン”とパイ生地、パータフィロにさまざまなナッツを乗せたスイーツ、バクラヴァ ギリシャ・アテネの伝説のマラソン“スパルタスロン”とパイ生地、パータフィロにさまざまなナッツを乗せたスイーツ、バクラヴァイラスト
ドリム ねえねえ、クリム。250キロのすごーく長いマラソンがあるって知ってる?
クリム えー!! 何、それ。
すごいね。どこでやっているの?
ドリム ギリシャよ。アテネからスパルタまで1日かけて走るの。いまは日本人もたくさん走っているんだって。
クリム じゃ、応援に行かなくちゃ。
で、アテネでケーキをいっぱい食べて。
ドリム そう言うと思った。
じゃ、アテネにレッツゴー! ね、ペロン
ペロン ワン、ワン、ワン。

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豪快にトマトを投げ合うスペインの“トマト祭”
●古代ギリシャの都市、スパルタが起源
 毎年9月下旬に、過酷ともいえる超長距離マラソンがギリシャで開催されます。その名は、スパルタスロン。約250キロの距離を一昼夜かけて走り抜けるマラソンは1983年から毎年開かれるようになり、1986年からは日本人も参加し始めました。その数は年を追うごとに増えています。
 沿道には応援する人々がたくさん。いまではすっかり9月のギリシャの風物詩となりました。詳しくはギリシャ観光局のサイトをご覧ください。
 このスパルタスロンという名前を聞いて、アテネと並ぶ古代ギリシャの都市国家、スパルタを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。そう、このマラソンの起源は古代ギリシャが栄えていた紀元前5世紀。歴史家のヘロドトスはその著書「歴史」の中で、「アケメネス朝ペルシャと戦ったペルシャ戦争の際、スパルタの伝令、フィディピデスが、援軍を求めるためにスパルタまで走り、往復約500キロの距離をわずか36時間で駆け抜けた」と記しました。
 長い間、フィディビデスの偉業は人々の間で語り継がれる伝説にとどまっていたのです。
伝説は本当だった!
 ヘロドトスの記述は単なる伝説なのか、それともフィディビデスの偉業は真実なのか。
 1982年、英国空軍中佐ジョン・フォーデンはある計画を思い立ちます。フィディピデスの辿ったルートを忠実に走り、36時間以内にスパルタのレオニダス王の銅像前に到着できるのか否か、自らの肉体で挑戦するという計画です。
 ランナーとしても定評があったフォーデンは、見事にこの無謀ともいえる賭けに成功しました。ヘロトドスの叙述には誤りはなく、伝令のフィディピデスが託された使命を果たしていたことを実証したのです。
 こうして、翌1983年から、フィディピデスのなしえた奇跡を自らも実践しようと世界中からウルトラランナーが集結し、スパルタスロンが始まりました。紀元前5世紀から21世紀へ。約2500年の時を超えて甦ったスパルタスロン、なんと壮大なイベントなのでしょう!
沿道は大にぎわい
 スパルタスロンの完走率はわずか30〜40%。マラソン大会としては異例の低さです。肉体を鍛え、強靱な精神力の持ち主でなければゴールに到着することはできませんが、沿道で超人的能力を持つランナーを応援するのは誰でもできます。今年の開催日、9月26日、27日も、アテネからスパルタまでのルートはサポーターや観光客たちで大いに盛り上がることでしょう。
 ギリシャといえば、イタリアに勝るとも劣らないグルメの宝庫。美味しい味は、料理にもお酒にも、もちろんスイーツにも事欠きません。今回、吉田先生に作っていただいたパクラヴァは、細かいナッツの粒が層になったパイ菓子。
料理に砂糖を使わないため、スイーツはとことん甘いのがギリシャ風。冷凍のパータフィロ生地を使えば意外に簡単に出来上がります。お菓子の材料の専門店で手に入りますが、ネット上ならジャパンホームメイドチェーンで販売しています。
 パイとナッツが織りなす味を堪能すれば、古代ギリシャで繰り広げられたフィディビデスの奇跡を感じることができるかもしれませんね!?